FUNCREA
いくつかのアパレルブランドで働き、これから自身のブランドを立ち上げるという女性。めちゃ明るくて元気。笑
働くなかで気づいた矛盾点に真摯に向き合い、それらが改善できるようなブランドを立ち上げたいとのこと。
ご本人の希望でもあった、名前にもある環(わ)をモチーフに考えていきました。
以下は最初の提案の時にまとめた言葉です。
もちろん打ち合わせでお聞きした、ご本人の言葉を整理しただけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
Funcreaに関わる多くの人やもの。
(素材、生地、縫製、デザイン、パターン、配送、そしてお客さま、そのお客さまに関わる人たち。)全ては同じ環(わ)の線上にあって、すべてがつながっている。全ての行為が関わり合っている。
ものを作って売るということにおいて、それはあたり前のことかもしれないけれど、それが全く見えてこない現状の世の中で、それをちゃんと意識すること、自覚すること、ひとつひとつと向き合うこと。その大きな環(わ)をイメージすること、させること、それこそがFuncreaのあり方だと思います。
またFuncreaは今までのファッション業界にはないやり方(在庫を持たない、問題を解決する、カスタムオーダー、トレンドを追わない等)で展開していく。服を売るというよりは、そのシステムや考え方を売るブランド。
Funcreaに関わる人たちも、この大きな環(わ)(システム)の一部であることをイメージでき、そこに参加していることを誇りに思えるような、そんなコミュニケーションマークになればいいなと考えました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで繋がる名刺も制作。
アイデアはありきたりかもしれないんですけど、朴さんがやりたいことから素直に導き出したカタチです。とっても喜んでいただけました。
2021
cl: funcrea
ad,d: Talk